令和５年度　福岡県がん征圧の集い＆働く世代をがんから守るがん対策推進大会

イベント・事業活動のご案内おしらせ

今年度も、9月のがん征圧月間に福岡県と共催で、9/16（土）ソラリア西鉄ホテル福岡にて開催いたしました。
『明日を自分らしく生きるために』～私と家族のがんへの向き合い方～をサブタイトルに、今年度は4年ぶりの会場開催と併せて、オンライン配信を行う「ハイブリット開催」といたしました。

はじめに、福岡県の「がん登録事業者知事表彰」「優良事例発表」を実施し、当機構事業である「がん研究助成金」において、令和4年度に受賞された11名の先生方をご紹介いたしました。

基調講演では、九州大学大学院医学研究院生殖病態生理学分野加藤聖子先生に「がんを正しく知っていますか？」を演題に、近年増加している子宮頸がん・体がんに関する貴重なご講演をいただきました。

トークディスカッションでは、タレントの麻木久仁子さんと元プロ野球選手でプロ野球解説者の攝津正さんを会場にお招きし、ご自身の体験談を分り易くユーモアを交えながら、会場とオンライン視聴者の方々にがん検診の重要性、がんとの向き合い方などをお話いただきました。

国民の2人に1人は癌に罹患し、3人に1人は癌で死亡すると報告されています。しかし、癌は、早期に発見し、早期に治療を受ければ、その多くで根治が可能です。

「がん研究」やそれを基にした「治療技術」の進歩のみならず、がんを早期発見する診断技術や発見精度も常に向上しています。がん検診を受けていただければ、生活習慣病など、がん以外の疾病も早期に発見することが可能です。

がん検診の重要性をご理解いただいたうえで、検診を受けていただきますこと、皆様がすこやかな日々を送ってくださいますことを願っております。

アーカイブ配信は、下記のURLからご覧になれます。

　※当日の動画は、令和6年３月末まで、配信を行っております。