【プレスリリース】「ガーデンシティ健診プラザ」福岡大名ガーデンシティにグランドオープン！ ～福岡県初・業界初の試み、移転時の中古家具海外寄付を通じてSDGsへ貢献～
公益財団法人ふくおか公衆衛生推進機構（本部：福岡県福岡市中央区、理事長：本田 浩）の運営する「ガーデンシティ健診プラザ」が、2023年7月1日、福岡大名ガーデンシティにグランドオープンいたします。本施設は、福岡国際総合健診センターおよび赤坂総合健診センターの統合移転により新たに誕生する健診プラザです。
福岡大名ガーデンシティ・タワー（オフィス・ホテル棟） 外観・内観
当機構は、健康に対する関心の高まりに伴い、ますます高度化・多様化していく県民の皆さまのニーズにお応えするため、さらに未来を見据えて新しい展開を開始しました。その一つが、当施設です。ご自身の健康と向き合う時間をより心地良いものにしていただけるよう、光が降り注ぐ大きな窓や、モノトーンをベースに木材や石材の質感をアクセントに取り入れたインテリアなど、ゆとりとくつろぎに満ちた空間づくりを目指しました。
受付・中待合スペースイメージ
また、DX（デジタルトランスフォーメーション）により自動で混雑状況を把握し、空いている検査へとご案内する誘導支援システムを導入。受付でお渡しするタブレット端末に、最短で受診できる検査をお知らせし、待ち時間の短縮に繋げることで、ストレスの少ない健康診断を実現します。
そして、健康診断において最も重要な検査の精度に関しても、AI技術の積極活用により更なる向上を図ります。従来通り豊富な臨床経験を持つ医師・技師が検査にあたるのは勿論のこと、胸部X線で導入しているAI技術を活用した画像診断支援ソリューションをCTにも導入。「小さな異変も見逃さない」検査を目指します。
混雑状況把握・誘導支援システムやAI活用によるCT・内視鏡検査スペースイメージ
高いクオリティの健康診断サービスを、上質な空間で。これまでのイメージを超える、新しい健康診断がここから始まります。
■中古家具海外寄付の取り組みについて
今回SDGsへの取り組みの一環として、株式会社イトーキ様とNX商事株式会社様の中古家具海外寄付協働スキームを利用し、統合移転時に発生した使用済みの家具（チェア・テーブル・キャビネット等）をカンボジアの医療施設等へ寄付いたしました。本スキームは、リニューアルや移転などで行き場のなくなった「まだ使用可能な家具」を寄付相手国と調整のうえ先方が欲しい什器を寄付するもので、福岡県初・業界初（公益財団法人および医療機関初）の試みです。本取り組みを通じて、廃棄物を減量し循環型社会に貢献するとともに、病院をはじめとする医療機関への寄付による持続可能で強靭な都市および居住整備の支援、公的・官民・市民社会のパートナーシップ推進など、受入側・排出側双方のSDGs実現を目指します。
イトーキ様より提供
海外へ寄付した旧健診センターの家具（ロビーチェアや採血テーブル等）
当機構は、今後も県民の皆さま一人ひとりが元気で健康に自分らしく暮らしていける社会づくりに貢献できるよう、また、ふくおか健康づくり県民運動を支える中核的な団体となるよう、取り組んでまいります。
【公益財団法人ふくおか公衆衛生推進機構について】
公益財団法人ふくおか公衆衛生推進機構は、福岡県民の健康づくりのために長年取り組んできた（公財）福岡県すこやか健康事業団、（公財）福岡県結核予防会、（公財）福岡県公衆衛生協会の３団体を統合し、2020年11月に誕生した団体です。日本対がん協会・結核予防会・予防医学事業中央会の福岡県支部として、「健康診断事業」「普及啓発事業」「学術研究支援活動」および「環境科学事業」を行うことで福岡県の公衆衛生の向上に寄与し、県民の皆様一人ひとりが元気で健康に自分らしく暮らしていける社会づくりを目指しています。
| 【本件に関するお問い合わせ先】 公益財団法人ふくおか公衆衛生推進機構 総務企画課 世利 TEL : 092-722-2511 MAIL : ss-92040101@fphpo.or.jp 【報道関係者のお問い合わせ先】 公益財団法人ふくおか公衆衛生推進機構 施設運営課 清水 TEL : 0800-300-7154（音声ガイダンス２番） MAIL : ts-13040101@fphpo.or.jp |