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研究助成
研究助成について
毎年、国際的に優れた研究に対し研究助成金を贈呈しています。今まで受賞されている方の中には、大学教授や研究の第一線で活躍されている方が多くおられます。



助成申請対象者
医学、歯学、薬学、看護学、その他の領域において、がんに関する研究を行っている39歳以下の研究者で、西日本地域の大学、病院、研究所、行政機関に在籍している個人とします。申請者は本人1名のみとします。
なお、過去に本助成金を受賞された方(※奨励賞除く)、あるいは申請する研究課題について他機関より助成を受けている方の応募はできませんのでご注意ください。
がん研究助成金審査委員
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令和4年度がん研究
助成金贈呈式の報告日本対がん協会福岡県支部創立5周年を記念して設けられた、「がん研究助成金」事業は昭和39年の開始以来、今年度で57回目を迎えました。助成金の累計件数は690件、累計助成金額は2億1,415万円にのぼり、若手研究者の研究を奨励してまいりました。現在、大学や医療機関で要職を務めておられる先生方の中には、過去にこの助成金を受賞された方も多く、がん医療、研究の一助となっていると言えます。
がん研究助成金は個人や法人の会員の方からいただいた維持会費や趣旨にご賛同いただいた個人や法人からの寄付金を浄財としております。改めてそのご厚意に深く感謝申し上げます。
今年度の助成金募集は、医学・歯学・薬学等において、がんに関する基礎・臨床、がんに関する疫学調査・研究、がん検診・がん予防などの研究を行っている39歳以下の研究者を対象に行い、多数の申請をいただきました。
助成金贈呈に際しては、各大学等から選任された有識者で構成される各審査委員による審査の後、12月2日に合同審査会を開催し厳正な審査の結果、優秀賞2件、入賞2件、奨励賞7件の計11件(計440万円)に贈呈を決定いたしました。
昨年度は新型コロナウイルス感染症第6波の影響により、贈呈式形式で執り行うことができませんでしたが、今年度は受賞者、審査委員、役員のみご出席いただき、1月31日にソラリア西鉄ホテル福岡にて2年ぶりの贈呈式開催となりました。ホテル側には感染症拡大防止対策を施していただき、滞りなく式典を閉会できましたこと、この場をお借りしまして御礼申し上げます。
がんの予防や早期発見は社会全体で取り組むべき課題です。がんを取り巻く環境は刻々と変化し、日本人の2人に1人ががんに罹り、3人に1人ががんで亡くなる時代になりました。
そのような状況の中、がん研究の重要性はますます高まっており、がん研究者の育成は、本法人の責務と考えます。
九州・福岡から世界へ。「がん征圧」を目標に日々挑戦を続ける若き研究者とともに、本法人も精進してまいります。
今後も、より多くの方にがん研究を支援していただき、社会全体でがん研究者を育成していくことにつながれば幸いです。
令和4年度がん研究助成金
受賞者一覧優秀賞(計2件)
氏名 | 所属機関 | 所属教室・部署 | 職名 |
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山口 享子 | 九州大学病院 | 臨床教育研修センター | 助教 |
廣瀬 毅 | 九州大学大学院 医学研究院 | 臨床医学部門外科学講座 整形外科学分野 | 大学院生 |
入賞(計2件)
氏名 | 所属機関 | 所属教室・部署 | 職名 |
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森川 拓弥 | 九州大学大学院 医学研究院 | プレシジョン医療学分野 | 学術研究員 |
青木 佑介 | 琉球大学大学院 | 医学研究科 整形外科学講座 | 大学院生 |
奨励賞(計7件)
氏名 | 所属機関 | 所属教室・部署 | 職名 |
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田中 由香 | 九州大学病院 | 皮膚科 | 特任助教 |
寄立 麻琴 | 九州大学 薬学研究院 | 薬物分子設計学分野 | 助教 |
竹野 歩 | 九州大学病院 | 内分泌代謝・糖尿病内科 | 助教 |
保野 陽子 | 九州大学大学院 理学研究院 | 化学部門 | 助教 |
山﨑 裕太郎 | 福岡大学 | 医学部 解剖学講座 | 助教 |
小山 倫太郎 | 産業医科大学 | 第二外科学 | 助教 |
松垣 竜太郎 | 産業医科大学 | 医学部 公衆衛生学教室 | 助教 |