がん検診
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大腸がん検診
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胃がん検診
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バリウム(造影剤)を飲んで、胃をX線撮影する検査です。臓器の変形や異常をみます。
- 透亮像:胃の壁の一部が隆起(盛り上がり)している状態です。
- ニッシェ:胃の粘膜面が凹み(ニッシェ)、そこにバリウムが溜まって見える状態です。
- 集中:胃粘膜のシワ(襞)が集中している状態です。
- 壁硬化:胃の形態に何らかの障害が加わり、硬く見える状態です。
- 辺縁不整:胃の形態に何らかの障害が加わり、胃壁の周囲(辺縁)に変化を生じている状態です。
- 変形:胃の形態に何らかの障害が加わり、変形した状態です。
- 粘膜異常:胃粘膜面に模様の変化が見られる状態です。
紹介状を受け取られた方は・・・胃内視鏡で、胃がんや胃潰瘍の有無を調べてもらってください。ピロリ菌陽性の場合は除菌治療について医師(内科、消化器科)に相談することをお勧めします。
精密検査の詳細についてはこちらをご覧ください。
ピロリ菌感染症疑いで紹介状が出た方へ(PDF:1.12 MB)
福岡県内の精密検査ができる医療機関はこちらをご覧ください。
(福岡県医師会ホームページ令和5・6年度各種検診精密検査等実施医療機関登録名簿より抜粋)なお、受診の際は事前に医療機関にご確認ください。
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肺がん検診・結核検診(胸部X線検査)
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Ⅹ線の単純撮影検査は、肺の異常陰影を調べる検査です。
- 孤立性陰影:肺野内で周囲との境界がはっきりしている陰影です。
- 腫瘤様陰影腫瘤様陰影:肺野内で腫瘤に類似した陰影です。
- 浸潤陰影:肺野内で周囲との区別がはっきりしない陰影です。
- 縦隔陰影異常:縦隔(両方の肺の間にある心臓、血管、気管、胸膜がある部分)にみられる陰影です。
- 肺門陰影異常:肺門部(肺の入り口の太い気管支のこと)にみられる陰影です。
- 硬化性陰影:結核などの治ったあとの古い病巣がⅩ線上にみられるものです。
- 結節状陰影:肺野内で、ほぼ円形の塊(結節とは塊のこと)状に写し出された陰影です。
- 胸膜癒着肥厚:肺を覆っている膜(胸膜)が厚みを帯びた状態です。炎症等の完治後によるものがほとんどですが、まれに、肺結核やアスベストによる胸膜中皮腫などの場合があります。
- 胸膜癒着肥厚石灰化:肺を覆っている膜(胸膜)が癒着し厚みを帯びた状態で、胸膜にカルシウムが沈着した状態です。
- 胸水:胸部に通常存在しない水がたまった状態です。
- 横隔膜挙上:胸部と腹部を隔てる横隔膜が通常よりも高い位置にある状態です。
- 加療変形:治療を受けたことにより、胸椎と肋骨、胸骨でできたカゴ状のもの。又は肺の周りの骨格が変形した状態です。
紹介状を受け取られた方は・・・必ずしも「がん」ということではなく、がん以外の病気が発見されたり、異常なしの場合もありますが、必ず呼吸器科にて精密検査(胸部CT検査等)を受けましょう。
精密検査の詳細についてはこちら をご覧ください。
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(福岡県医師会ホームページ令和5・6年度各種検診精密検査等実施医療機関登録名簿より抜粋)なお、受診の際は事前に医療機関にご確認ください。
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乳がん検診
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<マンモグラフィ>乳房専用のX線検査です。しこりや石灰化した微小な乳がんを発見します。
乳房専用のX線検査です。しこりや石灰化した微小な乳がんを発見します。
- 石灰化:乳管からの分泌物が何らかの原因で、結晶化してカルシウムが沈着した状態です。
- 構築の乱れ:腫瘤は明らかではありませんが、正常の乳腺構築が歪んでいる状態のことです。
- 局所的非対称性陰影:『腫瘤』と言えるほどの濃度(X線の白黒の白さ)や、境界をもたない左右非対称の陰影です。
(「健康診断結果の見方」の乳がん検診の文章)
- のう胞:乳腺のう胞とは、乳腺症の1つで乳腺組織が袋状に変形し、水がたまったものをいいます。
- 線維腺腫:性成熟期の女性の乳房に発生する良性のしこりができる病気です。
紹介状を受け取られた方は・・・必ずしも「がん」ということではなく、がん以外の病気が発見されたり、異常なしの場合もありますが、必ず専門医(外科、乳腺外科)にて精密検査(マンモグラフィ検査、超音波検査、穿刺細胞診、MRI検査等)を受けましょう。
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子宮頸がん検診
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子宮の入り口(頸部)の細胞を調べる検査です。がん細胞の有無および、細胞の種類(組織型)を知ることができます。ベセスダ分類で判定します。
- NILM:異常はありません。
- ASC-US:異型を伴う細胞がみられます。必ず精密検査を受けましょう。
- ASC-H:異形成の可能性があります。必ず精密検査を受けましょう。
- LSIL:軽度の異形成の可能性があります。必ず精密検査を受けましょう。
- HSIL:前がん病変の可能性があります。直ちに精密検査を受けましょう。
- SCC:扁平上皮がんの可能性があります。直ちに精密検査を受けましょう。
- AGC:腺異形成の可能性があります。必ず精密検査を受けましょう。
- AIS:前癌病変の可能性があります。直ちに精密検査を受けましょう。
- Adenocarcinoma:腺がんの疑いがあります。直ちに精密検査を受けましょう。
- other:がんの可能性があります。直ちに精密検査を受けましょう。
紹介状を受け取られた方は・・・必ずしも「がん」ということではなく、がん以外の病気が発見されたり、異常なしの場合もありますが、必ず婦人科にて精密検査(細胞診、経膣エコー、コルポスコープ診、組織診等)を受けましょう。
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前立腺がん検診
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血液でわかる前立腺がんに関する検査です。
- PSA:前立腺がんの早期発見や病期の推定予後予測などを調べるのに有効な腫瘍マーカーです。前立腺がん、前立腺肥大、前立腺炎などで数値が上昇することがあります。
紹介状を受け取られた方は・・・上記の病気が隠れていないかどうかみるため、詳細な検査(血液検査、超音波検査、直腸診、組織診等)や再検査、治療について、医師(泌尿器科)に相談することをお勧めします。自転車などの運動によりPSAの数値が上昇する場合もあります。
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その他の検査項目
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その他の検査
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